2009年04月13日

パワハラ「労働契約」

友人から、パワハラの説明中「労働契約」について説明を求められましたので、ここで簡単に説明します。

労働契約は、その締結当事者である労働者及び使用者の合意により成立し、又は変更されるものでありますが、我が国におきましては個別に締結される労働契約では詳細な労働条件は定められず、就業規則によって統一的に労働条件を設定することが広く行われています。

また、労働契約関係は一定程度長期にわたる継続的な契約関係であるのが通常であり、社会経済情勢の変化を始めとする契約当事者を取り巻く事情の変化に応じて、当初取り決めた労働契約の内容を統一的に変更する必要が生じる場合があります。

この場合、就業規則の変更により労働契約の内容である労働条件を変更することとしています。

法5条におきまして、
「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする。」
と安全配慮義務が規定されています。

これは、使用者が労働契約に基づいてその本来の債務として賃金支払いの義務を負う他、労働契約に特段の根拠規定がなくとも労働契約上の附随的義務として当然に、使用者は安全配慮義務を負うことを明らかにしたものであり「生命・身体等の安全」には、心身の健康も含まれています。

「必要な配慮」とは、一律に定まるものではなく、使用者に特定の措置を求めるものではありませんが、労働者の職種・労働内容・労務提供場所等の具体的な状況に応じて必要な措置が求められています。

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posted by 名探偵@茨木 at 09:48| Comment(0) | TrackBack(0) | パワハラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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