2012年11月12日

有責配偶者からの離婚の申し出が認められる場合の厳しい制約

大阪茨木の探偵・阪井忍調査事務所の「茨木の名探偵☆りゅう」です。

今回は、「有責配偶者からの離婚の申し出が認められる場合の厳しい制約」についてです。


愛人と同居し自宅に戻らぬ夫から離婚の申し出があればどうしますか?

妻としては、身勝手な夫とその愛人を許すことが出来ず、

意地でも離婚してやるものかと、夫の申し出を拒否することでしょう!



裁判となった場合、夫の申し出が認められるでしょうか?


妻としては気になるところですが、最高裁判所大法廷(S62・9・2)が出した結論は

認められるでした。


しかし、これには次のような厳しい制約がありました。


 @夫婦としての同居期間と別居期間との比較において、別居の方が相当長期に及んでいること。

 A当事者の年齢も相当に高齢であること。

 B夫婦の間に未成熟の子がいないこと。

 C相手方配偶者が離婚により、精神的・社会的・経済的に極めて過酷な状態におかれるおそれがないこと。

の4点です。


 この4点のうち特に注目したいのは@の別居期間(時の経過)です。

 前述の判例以降の最高裁判所判例H2・11・8(別居期間8年)では、

 「別居期間が相当の長期に及んだかどうかは、別居期間と当事者の年齢及び同居期間とを数量的に対比するのみでは足りず、時の経過がこれらの諸事情に与える影響も考慮に入れられるべきでる。」

としています。


 少しさみしい気持ちがしますが、年月というものは何事も風化させてしまうということでしょうね。


浮気や不倫の悩みは、大阪茨木の探偵・阪井忍調査事務所にご相談ください。名実共にプロのカウンセラー・阪井忍所長が直接貴女の悩みをお伺い致します。

posted by 名探偵@茨木 at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 離婚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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