2013年03月25日

有責配偶者からの離婚請求は認められるか?

大阪茨木の探偵・阪井忍調査事務所の「茨木の名探偵☆りゅう」です。

今回は、「有責配偶者からの離婚請求は認められるか?」についてです。


S子さんの夫K男は、不倫相手K子さんとマンションを借り同居!

ここ3ヶ月の間、全く自宅には戻ってこなかった。


S子さんは預金を少しづつ下ろしながら、幼い一人娘と2人で生活をしていた。

そんな折、夫K男が自宅に戻るなり突然離婚話を持ち出した。


S子さんは、突然の話で夫K男の離婚話を拒否したところ、

話し合いに応じないのなら「裁判で離婚する!」とだけ言い残し玄関を後にした。


夫K男は、間違いなく「有責配偶者」ですが、

夫K男の言うとおり、裁判になれば離婚と言うことになるのでしょうか?



 妻としては気になるところですが、最高裁判所大法廷(S62・9・2)が出した結論は有責配偶者からの離婚請求は認められるでした。


 しかし、これには次のような厳しい制約がありました。

 @夫婦としての同居期間と別居期間との比較において、別居の方が相当長期に及んでいること。

 A当事者の年齢も相当に高齢であること。

 B夫婦の間に未成熟の子がいないこと。

 C相手方配偶者が離婚により、精神的・社会的・経済的に極めて過酷な状態におかれるおそれがないこと。

 この4点のうち特に注目したいのは@の別居期間(時の経過)です。

 前記判例以降の最高裁判所判例H2・11・8(別居期間8年)では、

 「別居期間が相当の長期に及んだかどうかは、別居期間と当事者の年齢及び同居期間とを数量的に対比するのみでは足りず、時の経過がこれらの諸事情に与える影響も考慮に入れられるべきである。」

 としています。


 この判例からでも、夫K男の身勝手な離婚請求が認められることは先ずあり得ません!


さらに、妻S子さんは夫K男に対し、

「婚姻費用の請求」

も可能です。


妻の座は強いのです!!


浮気や不倫の悩みは、大阪茨木の探偵・阪井忍調査事務所にご相談ください。名実共にプロのカウンセラー・阪井忍所長が直接貴女の悩みをお伺い致します。





posted by 名探偵@茨木 at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 離婚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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